院内の様子

生物学的製剤使用承認施設です

生物学的製剤はバイオ医薬品とも呼ばれ、生物から産生されるタンパク質などの物質を応用して作られた薬剤です。従来の治療薬の薬理作用と異なるため、従来の治療薬の効果が不十分な場合などに使われます。もちろん従来の薬や治療方法との併用も可能です。
生物学的製剤による治療は、日本皮膚科学会の承認施設でのみ可能です。当院も生物学的製剤承認施設となっているため、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬など5つの疾患に対して生物学的製剤を使用した治療を行っています。
使用には一定のルールがあるためすべての希望される患者さんが適応となる訳ではありませんが、ご希望の方は診察時にご相談ください。

理念

Shared decision-making*の理念に則った医療を提供したいと思います。明らかに患者さんにとって不利益としかならないような治療法に対しては、しっかりと説明したうえで中止・変更や改善案を提示します。ご了承ください。

*:医療者と患者さんがエビデンス(科学的な根拠)を共有して一緒に治療方針を決定するというもので「共有意思決定」と呼ばれます。

当クリニックの特色

当クリニックの特色を以下に記載します。
皮膚科学会認定専門医として皮膚疾患全般の診療を行います。生まれたばかりの赤ちゃんから100歳以上の方まで、どんなに些細な事でも当クリニックに相談してください。また、長らく足の水虫や爪の水虫など皮膚真菌症の診療や研究に従事してきたことから、足を健康に保つことがQOL(生活の質)を維持・向上させるためにいかに重要かということを強く認識するようになりました。そこで、当クリニックでは治療対象となる皮膚疾患を病名毎に細かく分類するのではなく、「あし」「つめ」「皮ふ」の3つのカテゴリーに分類し、それぞれの患者さんに適した対策を講じていくことを目指します。

適切な治療目標設定、新しい治療の導入

皮膚疾患には長く付き合わなければならない疾患が多いです。例えばアトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹、尋常性乾癬などが挙げられます。このような皮膚疾患は、「完治」ではなく、強い薬を使わなくても日常生活に支障がでないような状態を維持すること、即ち「寛解状態を維持する」ことを治療目標にしなければならないことがあります。各患者さんに合った治療目標を設定し、それに合わせた治療を実施することが大切です。治療方法についても、古典的な治療から新しい治療まで、また、それぞれの治療における長所短所を含めて、幅広く提案したいと思います。

誰もが「視える」、治療を

皮膚真菌症は、いわゆる「かび」による皮膚の感染症です。なかでも、「水虫」が有名ではないでしょうか。日本では、足の水虫の有病率は3~4人に1人、爪の水虫は10人に1人とされている身近な疾患です。そのため、水虫を軽視してしまうこともあり、同じ皮膚科医の中にもそのような認識の方がいます。しかし、診断に難渋したり、治療が長く続かなかったり、身近な人へうつしてしまったり、顔や体など他の部位に症状がでたり、困ったことの多い疾患です。私はこれまで皮膚真菌症の治療を行う際に、もっと患者さん達が自身の状態を「視える」環境を作れないかと考えていました。
当クリニックでは、診断から治療まで、一緒に「視ながら」治療を続けられるような工夫をします。また、脂漏性皮膚炎やふけ症に関与するマラセチアという我々の皮膚に常在するカビも、診察室で一緒に確認することができます。水虫かもしれない、これまで途中で治療をあきらめてしまった、頭皮のかゆみやふけなど、皮膚真菌症とその関連疾患で困っている患者さんはぜひご相談ください。あきらめずに治療していきましょう。

爪切り、承ります

足と爪の診療は、皮膚科学会認定専門医、医真菌学会認定専門医としての視点をベースに、長い人生に大切な「健康な足」を獲得・維持していくためのフットケアを実施します。なかでも、当クリニックが重要視しているのが爪の健康です。爪は歩行・運動に非常に大切であり、爪トラブルは転倒のリスクになることが知られています。爪が厚くなる、変形するなど爪自体の問題や、手が届かない、力が入らない、皮膚を切ってしまいそうで怖い、など、様々な理由から適切な爪切りができない方が多くなっています。
当クリニックではこの問題を解決するため、積極的に爪切り処置を行います。年齢、性別を問わず、患者さんだけでなく介護に従事されている家族の方や介護施設のスタッフの方まで、悩んでいる方はぜひご相談ください。当クリニックの取り組みが、足と爪の悩みを解決するための一助になれば幸いです。

当院で満たす施設基準及び加算のご案内

夜間早朝等加算について

下記の時間帯に受付をされた場合、厚生労働省の定めた診療報酬点数に基づき、夜間早朝等加算50点を診察料に加算させていただきます。


  • 平日:18時以降
  • 土曜日:12時以降
  •     

    明細書発行体制管理加算について

    医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しておりますが、保険点数は1点加算させていただいております。
    明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されますので、その点をご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください